Corporate History

アークホールディングスの歩んできた道と、これから進む未来

“日本の豊かな未来をつくる企業”

それが私たち「アークホールディングス株式会社」の企業姿勢です。目の前の利益に惑わされることなく、事業活動を通してこの国の豊かな未来をつくりあげていく。日本人であることを誇りに想い、いつまでも社会に必要とされる企業であり続ける。それが私たちの大切にする考えです。

では、どのようにしてアークホールディングスが現在の企業姿勢を確立し、“日本の豊かな未来をつくる企業”でありたいと願うようになったのでしょうか? それは当社代表・矢作和幸が歩んできた時代背景や人生に原点があります。

1950

1950~高度経済成長期弱い者こそ守らなくてはいけない――

あまり裕福ではないけれど、日本が少しずつ豊かになり始めた高度経済成長期。そんな時代に矢作は誕生し、幼少時代を過ごしました。貧しい家庭環境や恵まれない境遇の人など困難の中で必死に生きる人たちがいることを知り、一方で弱い者からお金を奪う光景を目の当たりにし、「弱い者こそ守らなくてはいけない。汚い手段で手に入れたお金で幸せになれるわけがない」
――幼いながらにそう思ったのです。

1980

1980~株式会社関東物流センター(現:アークリンク)誕生自分たちだけの発展を考えない、
近江商人のような会社――

1980年代になると日本は豊かになり、物が溢れる時代になりました。社会人となった矢作は、訪問販売の仕事を経験する中から営業や経営のノウハウを学びました。仕事を通じて様々な経験を積んだ矢作は、かねてから念願であった1989年に独立することになりました。マネーゲーム化した社会の危機感に未来の事業リスクを感じ、それが、「株式会社関東物流センター(現:アークリンク)」誕生のきっかけです。商品を販売することで喜びや豊かさをお届けしたいという想いから、訪問販売業を開始しました。

会社をスタートさせる時、「自分たちだけの発展を考えてはいけない。近江商人のようにお客様に喜ばれ、従業員が幸せになり、地域社会に貢献できる会社にしよう」――そう決意しました。それは子どものころに見た、“汚い手段でお金を手に入れる”光景が頭の中にあったからなのかもしれません。

1990

1990~グループ会社「アイペック」誕生から発展へ困難を乗り越えて、さらなる発展へ

時代は失われた20年に突入し、国民全体の不安感が広がり、大手企業の倒産・リストラが始まります。この様な時代を背景に、1989年に株式会社関東物流センター(現:アークリンク)を興した翌年、「アイペック」というグループ会社を誕生させ、たくさんの困難がありつつも少しずつ会社は発展していきました。

1996

1996年~コインパーキング事業を開始ストック型ビジネスという、
もう一つのスタート

いくつもの事業に取り組みますが、時代の逆流は強く、取引先の倒産、不良債権の発生などの経営危機を経験します。
これが根本的に経営を見直す契機になり、ストック事業へと舵を切り始めました。
これがコインパーキング事業のスタートです。
しかしストック事業の特徴は、イニシャルが先行し、後から売上が付いて来るビジネスです。当初数年間は途中で止めようかと何度も考える事もありました。
その後、安定期に入ると、社会の要請と共に成長する事ができ、安定的に発展していける環境を整える事が出来ました。

2016

2016~ストック事業を中核事業に社会の未来に貢献できる経営へ

ストック事業を中核事業と位置付け、これからの事業戦略を描く上で、環境の変化は重要なキーワードになります。
国内の人口が減り、労働人口の減少、高齢社会など様々な課題を抱える中、社会の未来に貢献できる経営を推進して参ります。

現在、そして未来へ

私たちアークホールディングスは、このようなストーリーがある企業です。そして今、私たちアークホールディングスは様々な分野で事業を展開することで、地域や日本全体を元気にしていくという大きな役割があります。

そしてその役割は「地域インフラを豊かにする」という大きなミッションにつながっています。私たちの考える地域インフラは土地だけではありません。食料・福祉・介護・教育など、様々な型の“地域インフラ”があると考えます。

これまで時代の激しい変化を見てきましたが、どんな時も私たちの姿勢は変わりません。決して派手な事業ではないかもしれませんが、愚直に少しずつ事業活動を積み重ねることが、やがては日本の豊かな未来につながっていく――私たちはそう信じています。

一つひとつの事業を育てバトンを 100 年先までつなげていく。孫の世代までを見据えた未 来をつくり、そして豊かな日本社会の未来と共生していく――それが私たち「アークホールディングス株式会社」です。

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